viernes, 1 de mayo de 2009

漢字物語

日本に来てから、”漢字を覚えるのは難しいでしょうか”という質問は何回もされたことがあります。そういう質問に私はこのように答えます。”そんなことない。難しいというより、漢字を覚るのは簡単です。残念ながら、忘れるのはもっと簡単です!“

ある日、公園のベンチでビールを飲んでいました。最後のビールだったので、全部飲んでしまったので、怒って空き缶を激しく地面に投げました。そうすると、あの缶から魔神が出てきました。すごいでしょうか?たぶんそうですけど、日本に着てから、もう六ヶ月なので、それよりもっと変なことになれてきました。

その魔神は、私を睨んで、“あなたのお願いをかなえてさしあげます”といいました。 “どんなことでも、難しくてもいいですが、一つだけのお願いをして下さい、私は“ああ,そうですか”と答えました。”困ったな “どう頼もうかな”。

最初、ソロモン王の宝窟の金を求めようと思っていましたが、世界平和のほうがいいかと考えました。しかし、最終的に、それよりもっと難しい事をお願いしました。:“どうすれば漢字が忘れないようになりますか”

そう聞くとそのときまで全然変わらなかった魔神の顔が、まるで変わって、いきなり怒りだしました。汗が出て、目の色も変わって、もう一度、睨みました。殺したげに睨みました。しばらくあとで:“覚えないことだ!“といったと思うと、 急に煙の雲のようになって消えました。

私は、あの日から、何回も、漢字を忘れています。ほとんど毎日、ビールを買って、公園へ魔神を探しに行きます。あいにく、一生懸命がんばっているのに、みつかっていません。みつかったら、世界平和を頼みたいですね。